先日受けたセミナー「自己嫌悪克服トレーニング~自己攻撃パターンからの脱出~」の感想やら課題やらについて書いていきます。
いや~なかなかハードなセミナーでした。
トレーニング1:自分の嫌いなところを徹底的に受け入れ、許すトレーニング
「徹底的」だなんて、名前からしてハードな内容ですわね。
ここではまず、15分も掛けて自分の嫌いな部分やダメだと思っている部分を書きまくり、その後一つずつそれを読んだあとに「それが今の自分なんだよね。しょうがないよね。」と言っていくワークをしました。
※「」のセリフは馴染みのある方言のほうが良いそうです。
「しゃーない」は受容の言葉。
感情はフォーカスすると大きくなるという性質を持っているらしく、無理に打ち消したりするよりも、「感じちゃったものはしゃーない」と受け入れたほうが楽~になれるそうです。
私もやってみました。
・「気分にムラがありすぎる」→「それが今の自分なんだよね~しょうがないよね~」
・「なかなか動き出せないんだ~」→「しゃーないよね~」
・「いや、全然しゃーなくないんだが?」→「そう考えちゃうのもしゃ~ないよね~」
そう、「しゃーない」は最強の言葉なのです。
ちなみに、この言葉を言ってもモヤモヤが収まらない自己嫌悪がある場合は、「この自己嫌悪を大切な友人が言っていたとしたら、自分はどう声をかけるか」と意識すると良いそうです。
自分の自己嫌悪を客観視してみるってことですね。
トレーニング2:ダメダメな自分を徹底的に愛するトレーニング
自己嫌悪って言ってるのにね。「嫌悪」なのにね、愛するんだって。自分を。
それも「徹底的に」。
今度は日常で「ダメな自分」を感じるシーンを思い出し、そんな自分に普段どんな言葉をかけているかを書きました。
・「メールの返信をしないといけないのに、面倒でほったらかしにしている」
→だらしない、怠け者、グズ、ボケナス、タコス
・「将来を悲観的にしか見ることができない。憂鬱で何も手につかない」
→クソ根暗野郎、墓場が似合う、布団から出てくるな、オタンコナス
・「ま~たしょうもないことでイライラしてしまった」
→お前みたいなのが事件を起こすんだ、沸点低すぎ臭素かよ(臭素の沸点は約59℃)、カルシウムがまるで足りてない
※ブログではマイルドかつユーモラスに罵倒の言葉を書いてますが、実際にはシネ!無能!これはひどい!などの酷い言葉を沢山あげていました。
その後、先程のワークと同様に自己攻撃の言葉を言った後「そう思っちゃうよね~。だってそれくらい一生懸命なんだもんね。」と続けます。
今度は受容の言葉+価値を見る言葉なのがポイントです。
「それくらい愛したいんだもんね」「役に立ちたいんだもんね」「がんばり屋さんなんだもんね」など、自分の価値を見るワード(能動的・主体的なワード)を自身に言ってあげます。
私はこの辺から受講するのが難しくなってきました。背中かゆい。
トレーニング3:人と比べて自分にダメ出しをする癖を徹底的に手放すトレーニング
比較と競争。これはま~あるあるネタですね。
人が集団で生活する生き物である以上、避けては通れない問題っていうか~。
だから私が比較競争しちゃうのも自然の摂理ってわけで。これもしゃ~ない。完!!
ではなくて。
人って、自分にとってどうでもいいものは他人と比べない生き物なんだそうです。
自分が価値を見ているのものや、自分にも手に入るもののハズなのにそれが手に入らないときなんかに嫉妬したり比べちゃったりするらしいです。
ここではまず、自分がつい他人と比べてしまうのはどんな人や場面なのかを書き、その比べてしまう相手に対して「羨ましいーーーー!!」と叫ぶというワークをしました。
(※本当に叫べるのはオンライン受講した人だけです)
例)
・「自分よりサクサク仕事を進める人を見て、つい自分と比べてしまう」
→羨ましい!私もそうなりたい!
・「休日のショッピングモールで幸せそうな家族連れやカップルなんかを見ると、嫉妬で気が狂いそうになる」
→羨ましい!!私も年収1億の家庭も仕事も大事にする佐藤健似で大山のぶ代版ドラえもんのような包容力あふれる相手とららぽーとで買い物しまくりたい!!
・・・最後のはちょっとおかしかったですが、比べてしまう相手に対して、堂々と「羨ましい」「私もそれが欲しい」「私もそうなりたい」と思えることが自己嫌悪を癒やすことに繋がるのです。
もし「羨ましいなんて微塵も思わんわ!!ペッ!」と思ったら、例の「まぁそう思ってもしゃ~ないよね」の呪文を呟いて下さい。
この時点で私の精神的疲労度がピークに差し掛かろうとしていたのですが、こっからが山場でした。
次回「つい無価値感にハマる自分を徹底的に救い出すトレーニング」の巻。
君はついてこれるか!?(私は満身創痍だったよ。)
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