前回宣言した通り、早速ココロノマルシェ(お弟子卒業生がやってるお悩み相談のことだYO)に取り掛かろうとしたのですが「あ!せっかくだからお弟子期間中(2019年12月)にやった回答をここで載せちゃおう!」と思ったので、急に方向転換しました。
ココロノマルシェはこちらから
相談者の方からすれば「なぜ今頃…状況も当時とは変わったんですけど。」と言われる確率99%って感じだと思うのですが、ちょっとお付き合いください。
はじめまして。
長年の悩みを相談させてください。
私は「学校」とか「部活」という枠組みでしか頑張れず一人になると無気力になってしまいます。
ちなみにもうアラフォーです。
「会社」という枠組みではこの年までどうやっても馴染めずずっと惨めで無気力を払拭出来ず転職を繰り返してきました。
だから仕事の傍ら、習い事で「学校」に行き、そこの「生徒」で居るうちは、生き生きと出来、結果も出せます。
それの、繰り返しをしています。
ちなみに大学では上手くいきませんでした。
志望の公立大に落ち私大に行った学費のプレッシャーもありかなりの抑鬱状態で4年間ひどい状態で過ごしました。
高校時代とうってかわって暗くなり、打ちとける仲間も作れず、一人暮らしの家に帰るのが辛すぎて(でもホームシックではありません、昔から実家に居るのは息が詰まりました。
別に虐待とか機能不全とかではなくてただ少々祖父母の権威の強い厳しめの家でした)勉強もせず、部屋にも帰れず、友達もいず、ただコーヒーショップをハシゴするのを夜中までしてました。
さすがに、家で課題をこなせないことに危機感を覚え(学部的に、学校の施設か、自分の部屋でしか出来ない課題でした)その頃から心理学で自分の弱い部分を改善しようとするようになりました。その頃から20年近く経ってます。
あの頃のひどい抑鬱に比べたらだいぶマシになりました。
でも、それも10年近くになるパートナーがずっと側に居てくれているからで、精神的に自立出来てないのは相変わらずです。もう何年も、パートナーに支えてもらいながら、自営の仕事をしていますが、確定申告が要らないほどの収入です。
その理由も自営の勉強を会社員の傍ら学校でしてた時は、馬力が出て、結果もびっくりする程出せていました。
だからパートナーは私に期待してくれてます。学校を卒業した途端、予想はしてたのですが、燃え尽きました。
仕事の依頼はチラホラ来るようなったのですが、せっかくのチャンスを燃え尽きでものに出来ず今に至ります。講座のようなものに短期間でも行くと、その枠の中では情熱的にやれます。
ですが、同じことで終わると同時に燃え尽きます。でも私は決して優等生タイプではありません。
これまではこの性格を受け入れて活かそうと、自分に合う「学校」を探し、勉強し、馬力を出してきました。
でも、会社員も辞めた今は費用対効果が無さすぎてこの性格じゃ赤字です。
また課題ならいいけど、仕事で継続的に自分で判断したりコントロールが必要になると、俄然弱さが露呈しました。とりとめなくなりましたが、自立系武闘派のカウンセラー様がたに、「自立」と闘い方をお教えいただきたいです。
パートナーのためにも変わりたいです。
(多糖類さん)
【回答】
こんにちは。わたくし、武闘派というより武道の道に突き進んでいると言われたことのある、「闘い」という字を見るとおっ!と思う系カウンセラーのFukaと申します。
多糖類さんも長いこと闘いの道を選んできたのでしょうか。文面から察するに、だいぶお疲れのようです。
まずはこの人生という名の長い旅路を歩んでいくためにも、今は休む!という戦略的行動をとるのはいかがでしょうか。
具体的には南の島や温泉に行き、「何もしないのも修行のうち!おいしいものを食べるのも、くつろぐのも、マッサージを受けるのも全部修行!!」と思ってください。それから次を考えましょう。
※念のため、そんなことできない!今すぐ具体的に自立との闘い方と勝利の方法を教えて!と言われた場合の回答を載せます。
最初にお伝えしたいのは、多糖類さんは既に何度も自立と闘い、結果を出しているということです。
いったん、自分の戦果を確認していきましょう。
心理学で自分の弱い部分を改善しようとする、パートナーと10年以上良好な関係(パートナーへの感謝が伝わってくることから、良好な関係だとお見受けしました)を維持していること、自分に合う学校を探してきたこと、どれも自立的行動だと思います。
しかし本人がまだだと思っているうちは自立のレベルもどんどん上がり、しんどくなっていきます。
以前本で読んだことがあるのですが、「自立とは何でも1人でやることではなく、依存できる先を増やして、その一つ一つへの依存度が低い状態」を指すそうです。色々な人や物に少しずつ頼りましょうということですね。
多糖類さんのご実家は厳しく、安心して甘えられる場所ではなかったのではないでしょうか。また、頼るという行為もしづらかったのではないでしょうか。相談文を読んでいて、寂しさが伝わってきました。
そして今も、パートナーに対して感謝の他に遠慮や申し訳なさといった気持ちが大きいのかなと思いました。
もし今、経済的に問題が無いのであれば、無理に働こうとするのではなく、人生の棚卸の時期にするのはいかがでしょうか。
今まで通ってきた学校でどんな学びがあったのか、どんな時(あるいはどんな状態)なら生き生きと出来るのかを振り返ってみましょう。
例えば基本的には、学校では個人プレイができ、会社ではチームプレイが求められます。学校では明確なカリキュラムがあり、自分が何をすれば良いのかもはっきりしています。ルールを守らない人への罰にしても、結果を出す人への評価のされ方にしても分かりやすいかと思います。
しかし会社組織というものはあいまいな所が多く、その場の空気が重視されたりして、そこに適応できないと働き続けるのが難しくなります。(ちなみに私は学校では割と良い成績だったけど、会社には全然馴染めず結果も出せませんでした。)この辺りを考えることで、今までとは違った働き方が思い浮かぶかもしれません。
大学時代、夜中までコーヒーショップをハシゴしていたとき、多糖類さんはどんな思いだったのでしょうか。
きっととても寂しく辛い思いをされていたと思います。そして現在、あの頃に比べたら多糖類さんは本当に多くの物を手に入れてきたはずです。
それはご自身の努力と周囲の協力があっての結果です。
今まで頑張ってきた自分を労わり、感謝する。そしたらご自身の価値を受け取ることができると思います。
多糖類さんは高い能力のある人です。その価値をどうか受け取って下さい。
・・・というところまでを当時の私は書いていました。
で!今の私が多糖類さんがご自身の価値を受け取るにはどうしたら良いのか!?を考えたんですが、
やっぱり王道の「周囲の人に私の長所・魅力ってなに?って聞く」から始めてみるのはどうでしょうか。
そして最初は(“´_ゝ`)フーンとか「いやそれはない」としか思えなくても、「とりあえずその気持ちは受け取っておくわ」みたいな気持ちでいれば、段々と価値を受け取ることへの抵抗もなくなっていくのではないでしょうか。
あと、過去の私がズザーッて書いたこの文章から、何かしらのメッセージを受け取ってくれたら嬉しいです。
おしまい。
***いつもの宣伝コーナー***
・理想のパートナーシップも自身の価値を受け取るところから始まるゾ
(お知らせ)9/25(金)19:30~21:00 パートナーシップセミナーの件
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