前回に引き続き、お悩み相談「ココロノマルシェ」に回答しました!
手放し…。私にとっては「許し」と同じくらい難しいことです。
良い出来事も悪い出来事も手放したくないことだらけだよーー!!
もし私の腕が千手観音みたいにいっぱいあっても、大半が過去のしがらみを掴んでそうで全然有効活用できなさそう…。
うぉーいやじゃ~~!!
私は修復をしたくて夫は離婚をしたくて話し合いは平行線。
さまざまなブログ、書籍を読み漁り、やはり手放しが必要なんだとわかりました。
しかし、手放すことに執着すると上手くいかない、「手放したら戻ってきてくれるかもしれない」などの欲や期待があると上手くいかないということも分かりました。
手放しをして自由になりたい、夫を解放してあげたいという気持ちはあります。
でもどうしても期待が消えず、まだ手放しをするタイミングではないのかと悩んでいます。
別居をしてから今まで自分を幸せにすることや自己肯定感をあげることには取り組んできました。
だいぶ夫に振り回されることも減ったし、自分を責めることも減ってきたので、次にすることは手放しだと思います。
手放しに突き進んでいくタイミングを知る方法があればぜひアドバイスいただきたく思います。よろしくお願いいたします。
こんにちは。心理カウンセラーのFukaと申します。
totoさんの求めている「手放しに突き進んでいくタイミングを知る方法」については、既に他のカウンセラーから回答があったと思うので、私からは「手放す」のイメージについてちょっとお話させて下さい。
突然ですが、totoさんは手放すことについてどんなイメージを持ちますか?
ずっと握っていた手綱を手放す感じでしょうか?それとも、相手の手をパッと離す感じでしょうか。
手放したら相手はどうなってしまうのでしょうか。
私も手放すことが苦手で、人も過去もぎゅーーっと握りしめてしまいがちな人間でして。
どうしたらラク~に手放せるんだろう?と長いこと悩んでいました。
それで、あるときコンサルさんに「手放すってどうやったら良いんですかね?」と聞いてみたら「Fukaさんは手放すってこう考えてるんじゃない?」と言って、ボールペンをグーで掴んだあと、手を開いたんです。
すると当然、ボールペンは下に落ちます。
ボールペンが人だったら、どっか行っちゃうってことですね。
次にコンサルさんは「でも、本当に手放すっていうのはこういうことだよ」と言って、今度は指を上にする形でボールペンを掴み、手を開きました。
すると今度はボールペンが手の平の上に残ります。
私はそこで「あーなるほど」って思ったんです。
今までは、手を放した瞬間にボールペンが転がり落ちるように大切な人や物がなくなってしまうと思っていたけど、必ずしもそうなるわけじゃないんだなって気付きました。
手に残り続けるかもしれないし、どこかへ行くかもしれないけど、どちらであっても今より楽になれるなぁって思ったんです。
手が空いたら新しいものが掴めるし、良いことがどこからかやって来るかもしれないですしね。
こんな感じでtotoさんの中の「手放す」のイメージが変わったら、本当の意味での手放しのタイミングがやって来るのではないでしょうか。
これは手放しとはちょっと違うかもしれませんが、今後もtotoさんの自己肯定感をあげる取り組みを続けていたら、もしかしたら「夫婦関係の修復をしても、離婚をしても、どちらでも私は幸せになれる」と思えるようになるんじゃないかなぁと私は思っています。
totoさんが今までやってこられたご自身と旦那さんと向き合うための取り組みは、必ず今後のtotoさんの人生の糧になります。
旦那さんに振り回されることが減ったことも、ご自身を責めることも減ってきたことも、とても大きな変化だと思います。
独身の私が言っても説得力がないかもしれませんが、totoさんが今まで頑張ってきたことが、今後の夫婦生活やtotoさんの人生をより良いものにしてくれることを願っています。
ご相談いただき、ありがとうございました!
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