エリート武闘派女子養成ハウスその弐(オラの過去・修行編)

オッス、オラ悟…いやFukaだ!前回に引き続き、オラをエリート戦闘民にすべくえれぇ活躍をしてくれた名トレーナー②である母ちゃんの話をするぞ!

こいつは中々手強いぞ〜!!オラワクワクしてきたぞ!

父ちゃんが物理特化タイプだったのに対して、母ちゃんは精神特化タイプのサ◯ヤ人だ。

見た目は弱そうで、「誰かに助けてもらわないと、私何もできません」みたいな風を装っているけど、ひとたび喧嘩が始まればヒステリーという名の超音波攻撃と包丁で威嚇する攻撃がセットでやってくるぞ!

あと謎の第六感を使って、相手を逆上させるような地雷ワードを的確に喰らわせる術も持ってるんだ!ヒェーおっかねー

でもオラにとって一番キツかったのは、その優柔不断さに振り回されたことだな!何回父ちゃんと別れる→やっぱやめたを繰り返したんだかもう分かんねぇぞ!

あと厄介なことに、母ちゃんは外から見れば旦那のDVの被害者って扱いだったから(こっちからすればどっちも被害者であり加害者だ)、周囲から同情されてて、子どものオラに「お母さんを助けてあげて」って言う人が多くて参った。

特に母ちゃんの親戚は面倒で、オラに母ちゃんを助けろとか、ああしろこうしろって指図してくっから、どっちが子どもなのか分かんない状態だったぞ。

オラが母ちゃんの母ちゃんの役割をしたり、助けたりしたら、一体誰がオラを助けてくれるんだ?これは今も抱えてる疑問だぞ。

***

今は個人主義の時代だって言葉も聞くし、家族の問題ってのが社会問題として取り上げられてるけど、まだまだ家族の起こした問題は、本人だけでなく、他の家族も一緒に責任を取るべきって風潮が強いよな。

そりゃ未成年者とか、責任能力が十分じゃないと法的に判断されている存在には保護者が代わりに責任を取るってのは分かるけどさ、親の起こした問題の責任を子どもに取らせようとか、一緒にまとめて叩こうとする世間の風潮は辛えなぁ。家族ってだけで、まとめて欲しくねぇなぁ。

へへ、なんかしんみりするような話しちまってわりぃな。でもそのお陰で、オラは落ち着いてるとか、話を聞くのがうまいって言われることが多いんだ。

めっちゃ明るくて楽しい奴って、当然人気あるんだろうけど、オラみたいな奴もコアな人気があると思うんだよなー!

だってよーその証拠におめぇここまで読んでくれたじゃねぇか!これでもうオラのファンに認定したぞ!

今度オラが頑張らなきゃならねぇときは、おめぇの元気を分けてもらって元気玉つくるからよろしくな!

何かあったら相談してくれよな!!

YouTubeでもオラの活躍が見れるぞ!

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