人生において必要なものなんて向こうからやってくる

こんな大層なタイトルにして大丈夫か!?(大丈夫じゃない)
でも書く。

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私は些細なことで凹むし、よく「なぜこんなにも人生は苦難で満ち溢れているのか!?」と大げさに考え、虚ろな顔になります。

そんな時は現実逃避の一環として「もし人生が○○だったら…」と考えるのですが、今回は「もしも人生が単位制の学校だったら」という仮定で話をします。

単位制高校や大学に通っていた人ならご存じですが、学校を卒業するためには規定の単位数が必要となります。

でもただ適当に授業に出ればいいという訳ではなく、授業には必修科目(絶対履修しなければならない科目)・選択必修(複数の科目からいくつか選んで履修しなければならない)と選択科目(自由に選んでいい科目)という種類があります。

これを人生に当てはめるとですね、必修科目は「生きて死ぬこと」という全ての生命の定めに加えて、運命とか宿命とか人間の力ではどうすることもできない何か大きな力によって引き起こされることなんですよ。(根拠?そんなものはない)

選択必修というのは、多くの人間が体験するけど、必ずとはいえない出来事(働くとか、子孫を残すとか、けがや病気をするとか、介護をするとか)のことです。
世の中で生きていくために必要な大抵のことはここです。(アバウトすぎるが勿論考えるな、感じろ)

そしてその他すべてが選択科目です(雑!!)。

人間(というか全ての生物)の死ぬタイミングなんてバラバラですが、私の解釈によると必要単位を全て取得したら人生(と言う名の学校)を卒業するんじゃないかと思うんですよね。

昔は学校の授業量も必要単位数も少なくて、50年もあれば多くの人が卒業できたんだろうけど、今は学校がパワーアップして授業の種類も必要単位数も増えたから在籍期間(寿命)も伸び続けているんじゃないでしょうかね?

…で!これはまさかの前置きでして、ここから本題なんですよ。

私はアラサーという事もあり、最近将来の人生設計について思い悩むことがあります。
こんなちゃらんぽらんなままでいいのだろうか・・・と(遠くを見つめながら)。

特に最近よく言われる「結婚は?」「お子さんは?」というあるあるな質問がボディーブローのように効いてきて白目をむきそうになります。

そんなとき、意識を取り戻すために「もし結婚や子育てが人生の必修科目なら、勝手に向こうからイベントがやって来るだろう」と思うことにしています。

向こうって?運命の方からです(ドヤ!)

もし私が生まれてくる前に立てた履修計画表の「必修」の欄に「結婚」とか「子育て」とかの科目があるのに生まれてきた私に全然そんな動きがなかったら、指導教官(神様?)の方から「おい、ちゃんと計画通りに履修しろよ」というお叱りと共に運命の流れをいじって、結婚する方向に行くんじゃないでしょうか?

選択必修だったら「こいつ人生の後半戦なのに全然単位取れてないから、今からでも『結婚』の科目だけは取らせるか…」とかの「指導」が入りそうだし。

つまり…ここまで御託を並べてきたけど、人生において必要なことってのはこっちから積極的に動かなくても向こうの方から来るはずだから、今は今できることをやる(つまり自由な選択科目をやっておく)ことがいいんじゃないのかなぁと思うんですよ。

と、いうわけで「今は動けなくてもいーじゃん!!」という話でした。

(ぜーんぜん言い訳じゃないよーーー!!)

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Fuka
Fuka
心理カウンセラー。傾聴・共感をメインとしたカウンセリングを行います。

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