【深刻なバグが発見されました】Fuka初号機の脳の受け取り機能について

今まで黙っていたが、実はFukaは人の姿をした汎用人型決戦兵器「Fuka初号機」なのだ!(何…だと…?)

こいつまーたクレイジーなこと書いてやがると思っているユーモア欠乏者もいるだろうが、早速説明する。

Fuka初号機とは、地上世界の平和とさらなる成長を目的とした天国のどっかにある非公開組織・特務機関「God」によって開発された人造人間なのだが、開発者は一癖も二癖もあるマッドサイエンティストばかりだったので、メインコンピューターに相当する脳に深刻なバグが多数検出された。

しかし開発に時間をかけている間に人類の危機が迫ってしまったため、ろくに試運転もできないままFuka初号機は実装されることになってしまった。

実装にあたって誰がこれに乗るかという問題が出たのだが、バグだらけで何をしでかすか分からないFuka初号機に乗りたがる者はおらず、無理矢理載せようとしても驚異のシンクロ率0%という結果が続き、特務機関「God」は最大の危機を迎えていた。

そんな時、貧乏くじを引かされた運命の女神の導きによって一つの魂が選ばれた。
それがFuka(パイロット)である。

初登場時のシンクロ率は41.3%と低いものの、0%以外の数字が出たことに「God」の職員は大いに喜び、早速Fuka(パイロット)とFuka初号機を地上に送り出したのである。

さて、地上にやってきたはいいが、ここで早速バグの一つである「過去の記憶抹消」によりFukaのここに来るまでの記憶は一切なくなってしまった。

「あれ…?私は何のために生まれてきたんだっけ?何かやることがあったはずなんだけど…。」

とりあえずFukaは周りの人々の生活様式に合わせて日々の生活を送り成長していったのだが、脳のバグである「集団行動ができない」「やたら暴走する」「視野が狭い」「無力感」「劣等感」等が頻繁に発生し、日常生活に支障をきたす場面が多く見受けられた。

更にシンクロ率の低さから「心と体が何だかちぐはぐしている」「思うように体が動かない」「神経質になる」等の問題も発生した。

一体何が起こっているか分からないままFukaは本を読んだり、病院に行ったり、カウンセリングを受けたり、カウンセラーの勉強をしたりして、この脳の深刻なバグを治す方法を模索した。

そしてあるキーワードにたどり着いた。それが「愛を受け取る」という言葉だ。


なんだこれは?言葉の意味としてなら分かる。しかし腑に落ちない。
感覚として分からないのだ。

そして気付いた。これが「この『愛を受け取る』という行為が出来れば、Fuka初号機の性能が上がり、現在私を悩ませている様々な問題の解決につながるのではないだろうか」と。

という訳で、読者諸君にはFuka(パイロット)とFuka初号機のためにもこの「愛を受け取る」という感覚を是非教えてほしい。

Fuka初号機が本来の力を発揮することができれば、この世界はもっと平和になるはずなのだから!!

(具体的にはブログの問い合わせフォームからFukaへ応援メッセージを送るとか、1000000万円送金するとか、イケメンで優しくて将来有望な男を紹介するとか…まぁ、そういうことだ。)

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