しにたいという気持ちも大事にする。どん底気分のときのやり過ごし方 その②

前回の続きです。
今回はテンションを上げても下げてもダメな、「もうどうしたら良いのか本当に分からん!!どうしようもない」ってときのやり過ごし方について書きました。

今回はちょっと閲覧注意かもしれませんが、私なりに真面目に書いてみました。

【どん底気分のときのやり過ごし方 重症編】

心に致命傷を負った場合①:ひたすら寝る

寝ている間は死なない。多分。

お金はかからないし、体力は回復するし、夢という何でもありの不思議空間に行けるしで良いことばっかり!
まあ寝すぎると身体が痛くなっちゃうんですけど…。

たとえ短い間でも、この現実世界から離れることで少しずつでも活きる力が戻ってくるかも。

心に致命傷を負った場合②:身体を温める

心が凍りつきそうな時はせめて身体を温めてみましょう。
あったかいお風呂、食事、布団…自分の身の回りをあったか空間で満たし、心が解凍されるときを待ちましょう。

私はほとんど酒が飲めないし、性については妙に潔癖なところがあるので、「酒やセックスでごまかしましょう!」と言えませんが、抵抗のない方はアリかもしれません。

でも依存症とか怖いし、できることなら安全な方法が良いよね。

【ここからは結構しんどい内容です】

 

もう本当にどうしようもない場合:真剣に死について考える

色んな理由で「もう本当にどうにもならない、どうしようもない」という状況の人は、やはり死について考えると思います。

日本では安楽死が認められていないし、常識的・倫理的にもタブーだとされています。

でもやっぱり辛い。常に頭の片隅に死がちらついている…。
という人は、ここで一旦腹をくくって徹底的に自分の死と向き合いましょう。

もう死を見て見ぬ振りできないくらいに意識しているのなら、しっかり向き合った方がかえって楽になります。

(できればカウンセリングとか心療内科とかに行ってほしいけど、もうそんなものにも頼りたくないぐらいに人生に疲れ切ってしまったのなら、という仮定で続きを書きます。気分悪くなったらすぐに閉じてくださいね。)

まずはエンディングノートを用意してしっかり各項目を埋めていきましょう。
面倒な手続きとかあるかもしれないけど、やりたい手続きはやって、後は遺書に「これやっといて」と書きましょう。

次に遺書も書きましょう。
死人に口なしなので、後悔しないよう自分の思いはしっかり書きましょう。

都合の悪いものはバンバン捨てたり消したりしましょう。

やり残していることはどんどんやりましょう。

でも、通り魔みたいに何の関係もない赤の他人を傷つけることはやめましょう。
あくまで自分の人生を終わらせるのが目的なのだから、無関係の人の人生まで終わらせてしまうのは違います。

めちゃくちゃムカついているなら、あなたの本当に文句を言ってやりたい相手の元に向かいましょう。

たとえそれが手の届かない人であっても、墓に向かって文句言ったり、そいつのいる方向に怨念を飛ばしたりしてやりましょう。
なんたって死ぬ寸前の人間が飛ばす怨念ですからね、相当強いですよ。

死に方もよく調べましょう。死にたいけど痛いのや苦しいことは嫌だと思う人は多いはずです。

ちょっと古い本ですが『完全自殺マニュアル』とか読んで、この方法で逝けるのかしっかり調べて用意しないと、最期の瞬間まで苦痛でいっぱいになってしまいます。

・・・何か難しいことばっかり書いていると思いますか?
くっせえことばっかり書いていると思いますか?

真剣に死に向き合って欲しいからこそ、こう書きました。

生まれてきたことも、生まれ持った遺伝的要素や育った家庭環境も自分では選べません。
スピリチュアルな話をすれば選んでいるのかもしれませんが、何せ記憶がないのだから選べないと思ってもしょうがないです。

自分で選べる数少ない人生の重要事項の一つが自分の死に方を選べることなのだから、真剣にもなります。

あとまたクサいこと書きますけど、あなたがいなくなって悲しんでくれる人ってどのくらい想像できますか?

1人でも想像できたら、その1人のために生きるっていうのもアリなんじゃないかなぁ。

もしも誰も思い浮かばなかったらすごく悲しいし寂しいけど、「0人より下はないんだから、逆にこれから増えるだけじゃん!」って思うこともできるかなぁ。

なんてことも思い浮かんだわけです。


なんでこんな内容を仮にもカウンセラーを名乗るブログで書いているのかと言うと、セルフカウンセリングを兼ねているからです。

死にたいと喚くクライアントの私に対して、カウンセラーの私が伝えられるのは何なのか。言えることは何なのか。
そんなことを考えながら書きました。

少なくとも今日の私は、この記事を書くことでもう少し生きようと思いました。
ここまで読んでくれたあなたが、できれば死以外の方法で少しでも楽になれれば良いのですが。

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Fuka
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