Fukaよ、お前は良くやった。これでもう自分が会社員として組織で働くことが向いてないということが分かったな?
ほら、そんなつまらん不採用通知は捨てて、今までの頑張りとこれからについて目を向けようではないか。
と、私の分身ちゃんが申しております。今回は分身ちゃんが私を励ましてくれる回です。
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Fukaよ、ここまでよくやってきたとは思わんかね。大企業も零細企業もNPOも経験した。アルバイトも派遣社員も契約社員も正社員も経験した。
十分やってきたじゃないか。
あるときは病院のリワークに通い、またあるときは職業訓練校に通い、そのまたあるときは心理カウンセラーの勉強をし、今度はフリーランスで食っていく!と言っている。
すごいバイタリティじゃないか。生きてるって感じがするぞ。定期的に死にたい病の発作が来ている割には、なかなか図太いじゃないか。
なあ、でも本当はもっと前から自分には会社員という働き方が向いていないと知っていたんだろう?
でも会社員にこだわっていたのは、別にやりたい仕事があるわけじゃなく、ただ「会社員」という肩書きが欲しかっただけなんだよな。
会社員は社会的に認められている感じがする。会社に守られている。信用がある。福利厚生もある。
自営はダメだ。自営で食っていけるのはセンスのある一部の人だけだ。センスのない父みたいな人は借金ばっかり作るんだ。
お母さんは自営はダメだ、サラリーマンの方が安定しているし、年金だって出るんだと言っていた。
おばあちゃんも言ってた。おじいちゃんが自営の時は貧乏だったけど、サラリーマンになったらやっと余裕が出来たって。
だから私も、お金のために条件の良い仕事を選んだんだよな。
でも、うまくいかなかったな。だって全然やりたいことなんてないんだもんな。
会社員の肩書きが手に入れば何でもいいなんて思ってたから、入ることだけが目的だったんだもんな。
別にそれが悪いこととは思ってないけど。だってあのときは頼れる人なんていなかったし。
自力で何でもかんでもしなきゃと思わざるを得ない環境だったんだし。当時はあれがベストだったんだよ。
ま、いいじゃないか。仮にあそこで採用されたとしても、給料少なかったし仕事キツそうだったし。今とは違う地獄だったのかも知れないぞ。
な、今日はさっさと寝て、明日また考えれば良いじゃないか。今はコーチングも受けているし、フリーランスという生き方もあるってようやく納得出来たんだし。
色んな生き方を探して歩こうみたいなことを、ぼのぼののエンディングで歌ってたじゃないか。
私が納得するまでにはこれだけの時間が必要だったんだと思えばいいじゃないか。
な、どうとでも生きていけるよ。
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