今回は珍しく?カウンセラー養成講座であるお弟子さん制度の師匠、根本さんについて書こうと思います。
でもだいぶ脱線しそうです。最後のまとめだけは頑張ります。
今回の話を超ザックリ言うと、Fukaは精神的に大人になるってよ。ホントかよ〜?という話です。
じゃ、始めます。
【第一章:Fuka 栄光の時代】
今からもう1年半以上前、お弟子さん制度の2期の頃、私はイケイケ(死語?)でありました。
ブログとか課題とかをね、師匠に褒められ、いやイジられてたからね…。芸人で言う「おいしい」ってやつですよ。
何か私って凄い才能あるんじゃね?って浮かれポンチになっちゃったよ、恥ずかしいね。
でもあの頃から今に至るまで、私は師匠や先輩カウンセラーに気に入られるような、褒められるような、可愛くて変で面白いヤツになりたいみたいな事ばかりを考えるようになってしまった様な気がします。
私はカウンセラーになりたいのか?それともただ先生や先輩と呼ばれる目上の人に目を掛けて欲しいだけだったのだろうかと悩むようになりました。
【第二章:Fuka 暗黒期】
さて、気がつけば2期が終わり、3期4期と続々と弟子が増えて来ました。
そして早速私はヘソを曲げました。ああ、私が可愛がられていた時代は終わるのね、そして忘れ去られるのね、と。
(こんなこと書いといて、「別にお前は当時から可愛くなかったよ」と言われたら私は耐えられないので、ここでは可愛いがられていたという設定で行かせて下さい。)
お弟子修了後も自分なりにモニター募集をしてみたり、講師やってみたり、仲間とセミナーの企画をやってみたりと行動はしてきたつもりです。
色々考えてもがいて何かつくりだそうとしたのです。でもベースにあったのは、やっぱり師匠や、既にバリバリ活躍している先輩から「認められたい」という気持ちだったのだと思います。
ま、他人軸ってやつです。自分が自分を認めてやらないと、いつまでも周りから評価を求め続けてしんどい思いをし続けるって分かっているのに、なかなか自分を認めてやることが出来ない。
だって自分のことが嫌いだから。自分で自分の価値とか頑張りとか認められないから。
こんな感じで私はしばらく燻り続けることに…。
【第三章:Fuka 泥沼にハマる】
私がヘソを曲げてウジウジしている間にも、活躍するお弟子は増える一方。
しかも私のコンプレックスを刺激しまくる人がいーーっぱいいるのです。
高学歴、美しい容姿、お金持ち、大企業勤め、手に職を持っている、充実した趣味、パートナーなどなど…
ああああズルいよおー!
何故神様はえこ贔屓をするの?天は二物も三物もひとりの人に与えるの?
そして、何より!私の心を抉ったのが、面白いと言われている人の存在でした。
面白い。これは私のとーっても大事なアイデンティティ。昔から勉強もスポーツもパッとしなかった私が褒められてきたのが、言葉や行動の独創性でした。
発想が面白いとか、面白いこと言うねとか言われると、普段はパッとしない自分が何だかその時だけは特別になれたような感じがしたから。
だから私にとって面白いねって言って貰えることは、多くの女性が言われて嬉しいであろう綺麗だねとか可愛いねとかと同じくらいの意味があったのに。
のに!何かさ、いっぱい恵まれたものを持っている人が「面白い」まで言われているのを見るとね、何でやあーーって思った。
そして、ちょっと離れて頭を冷やそうと思った。
【第四章:Fuka 精神的自立を図る】
私は反省した。クレクレ星人である自分と、ナイナイ星人である自分と和解しようと思った。
クレクレ星人とは、つまり師匠や先輩からの好意的な反応をクレクレねだる私の分身のことである。
コイツは今まで散々愛を貰っておいて、まだ足りないもっとクレ!とやかましいのだ。
もっと謙虚になれ!!
次にナイナイ星人とは、貰った愛に気が付かなかったり、こんな形は嫌だとか、お前からは嫌だとか文句ばっか言って受け取り拒否までするくせに、「いつも私は不遇で満たされない可哀想な子」と騒ぐモンスターである。
見ろ!五感で感じろ!!気付けよ!受け取れ!
そして思った…与えることでこの苦しみを抜けようと…。
【これまでの反省と今後の抱負】
師匠、私はもう今までのように「センセーこっち見てー褒めてー」とか、そういう要求をするのは卒業しようと思います。
(実際にやってるとかではなく、心理的にという意味です。)
むしろ弟子が師に与えられることって何だろうって事を考えようと思います。
宣伝とか、本の感想送るとか、セミナー出るとか、カウンセラーとして成功するとかも勿論だけど、それだけじゃなくてもっと広い意味で考える必要があるのかなと思います。
師匠は講座の最終回に幸せになって下さいとみんなに言いましたが、私にとっての幸せとは、自分が関わった人がひとりでも多く幸せになってくれることだと思うので、「幸せ」について色々考えたりしていかないといかんのです。
なので、私は他のお弟子より何倍も時間をかけてカウンセラーになると思います。そして稼げるようになるまでに10年どころか20年はかかると思うので、師匠に高級寿司を奢ることはきっと出来ないでしょう。ここで謝っときます。
お弟子の仲間には、私にドン引きすることなく、これまでのように生暖かくぬるい目で見守って頂きたく思います。
そして読者のみんな〜これからも私の成長を出来の悪い生徒を見守るベテラン教師のような目で見守っておくれ〜!!
(完)
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