自分に嘘はつけないのだ

お弟子の講座に通っていて強く感じるのが、「心について学ぶときに、自分に嘘はつけないな」ということだ。

お弟子仲間には勘の鋭い人や共感性の高い人が多くいる。
もともと女性のコミュニケーションの取り方自体が複雑怪奇ではあるのだが、弟子仲間には「貴様、読心術の使い手か?」というくらいに人の心の微妙な変化に気付く人がいる。

いわゆるエンパスやHSP(人一倍繊細な人)気質の人が集まっているのだろう。
私も勘の良い方だとは思っていたのだが、一部、桁違いな人がいる。

私はそんな人を、自身のメンターにしている。

桁違いな人は、嘘に敏感だ。私が偽った姿を見せるとすぐに気付く。
日常の些細なことならまだしも、心について学ぶときに自分の心に嘘をついていたら、クライアントさんにも偽りの自分で接することになってしまう。

ついついできるように見せてしまう自分。
イライラしているくせに、笑ってごまかしている自分。
本当は気付いているのに、知らないふりをして目をそらす自分。

常に自分の本心と向き合い続けていたら、日常生活を送るのはしんどい。
世の中、嘘をつかないとやっていけないことばかりだから。

でも、本心と向き合う時間が無くなってしまったら、自分の気持ちもどこかへ行ってしまう。

気持ちがどこかへ行ってしまったら、自分が分からなくなって好きも嫌いも感じられなくなってしまう。
どこかへ行った気持ちを取り戻すのは、結構大変だ。

だからこそ、私はメンターに時には耳が痛くなるようなことを言ってもらって、自分の心が「お前嘘ばっかつくからヤダ!」とか言ってどこかへ逃げていってしまわないようにしたい。

・・・なんだよ。今日は珍しく真面目なこと書いてるなとか思ったか?
何くせぇこと言ってんだとか思ってないよな?な???

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Fuka
Fuka
心理カウンセラー。傾聴・共感をメインとしたカウンセリングを行います。

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