最近の読書記録:『フロン 結婚生活19の絶対法則』岡田斗司夫著

またまた更新が滞っていましたが、今回は久しぶりに読んでおお!と思った本を紹介します。

今回ご紹介するのはこちらの本。

Kindleなら無料で読めるのでぜひ。

読んでて痛いというか刺さると言うか、良薬は口に苦しの諺を体現した本だとは思いますが、読んで良かったです。

たくさん紹介したい部分はあるのですが、終盤の「いざとなったら、私は1人でも生きていける。」という自信を、結婚後も持っておく必要がある、というのが刺さりました。

他の本にも書いてあったけど、「1人でも生きていけるし幸せなんだけど、あなたと一緒なら更に幸せ」というのが結婚のひとつの理想型なのかもしれません。

で、この本には色んな斬新な?方法(夫を家庭からリストラしろ!とか)が書いてあるのですが、この方法を著者の岡田氏自ら行なっているのもポイントです。

「家庭とは、育児をするための期間限定の職場である」と気付いた岡田氏は、最初は週に3日だけ『職場に仕事をしに行くつもり』で帰っていましたが、それでは中途半端だと思い直して結局離婚。

その後は娘にとって今まで通りのお父さんだけど、元妻にとっては週に3回泊まりにくる彼氏になりました。

ちなみに元妻はもともと仕事をしており、離婚後は自分の収入に見合う上に、居心地の良い家を早々に見つけて引っ越したそうです。

これが良いか悪いかはともかく、自分で作り出した提案を自らやってみて、その結果を正直に書くのはすごいと思います。

これからは同じ家に一緒に住んで一緒に育児をする従来のスタイルから、どんどん別居婚(通い婚)などのスタイルに変わって行くのかも…と思いました。
(2007年に出た本なのに、今でも色褪せない内容でびっくり)

結論ですが、これを読むと相手(恋人でも夫でも)に過度な期待をしにくくなるだろうし、逆に期待されたらこの本を読ませれば理解してもらいやすそうだな、と思わせる本でした。

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Fuka
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