【仙台・お弟子リトリートセミナーの記録】
今回は6/17・18に仙台で行われた、カウンセラー養成講座「根本裕幸お弟子さん制度」の修了生を対象としたセミナーで体験した自分の心の動き、いやうねり?について書いていきます!
Table of Contents
セミナー開始までの葛藤
4月には場所も日程も確定していた仙台お弟子リトリート。
私が実際に申し込んだのは6月になってからでした。
表向きの理由は「お金がピンチだ!仙台の前に金沢にも行くし……。」
「新しい仕事も始まるし、いろいろ慌ただしい時期に行く余裕あるか!?」
だったのですが、色んな期をまたいで多くの人と交流することに恐れと緊張があったというのが本音です。
そして、その恐れを乗り越え何とか6月に入って申し込みをしました。が!
行きは交通費節約のため高速バスで向かったのですが、私の心が抵抗しているのか(笑)東京駅を出発してすぐに渋滞にはまり、最初のパーキングエリアに着くまでにすでに45分遅れが生じていました。
その後も遅れを取り戻すことができず、最終的には約1時間遅れで仙台駅に到着。
事前に事務局に遅れる旨は伝えていたのですが、やはり遅れて行くのは苦手ですね~。会場の雰囲気がすでに出来上がっている気がして(汗)
ドキドキしながら会場に入ると既に自己紹介が始まっていて、しどろもどろになりながら自己紹介をして、なかなか心が落ち着かないまま最初のセッションに入っていきました。
初日から体に異変が出る
1日目は自己紹介のあと、瞑想をしてグラウンディングの時間がありました。
(私の頭はなっかなか地に足つかない感じで困りましたが…)
その後2本セッション(1人フォーカスパーソンを決め、みんなの前で根本先生が公開セッションを行う)をして終了だったのですが、受講中は割りと落ち着いて参加できたと思いきや、異変はその後起こりました。
解散後、友人たちとどこで夕食を食べようかと相談していた時、クラクラっと立ちくらみがして(あれ?貧血?なんか気分が悪い…)という感覚に襲われました。
近くの飲食店に入り、クーラーの冷気で落ち着いたと思いきや、食事中にお腹がキュ~っと苦しくなる謎の現象にも襲われる始末(料理が傷んでたわけじゃないよ!)。
そんな感じなので早めに解散し、ホテルでゆっくり休むことにしたものの、疲れているのに妙に目が冴えてなかなか寝付けませんでした。
翌日、根本先生に聞いてみたら、諸説あるけど一つの例として
・立ちくらみ→恐れ・自立が折れた
・お腹を下す→意識の浄化
・頭痛→思考と感情の衝突
を表す、と教えてもらいました。
自立が折れたってなんだ?相互依存に行けるのか、はたまた依存に逆戻りか・・・恐ろしい。
午後のセッションでダウンし、自分の中の怒りに気づく
2日目の午前中はしっかりセミナーに参加できてるなぁと思っていたのですが、事件は午後一発目のセッション中に起こりました。
テーマは罪悪感。
やめろ、そのワードは私に効く。それもとても強く。
開始15分くらいから徐々に気持ち悪さを感じ始め、一旦トイレで気分を落ち着けてから会場に戻るも前を向けず、真っ白に燃え尽きた矢吹ジョーのような、はたまたロダンの「考える人」のようなポーズを取りながら座っていました。
罪悪感についての解説がたくさんあった(ハズ)なのに、メモを取る余裕もなく、うなだれていたらセッション終了…。うおおおん!
なんでこんなに苦しくなったかというと、私には「エネルギー酔い」という表現がしっくりきます。
場のエネルギーがもう熱くて熱くて。私には強すぎました。
乗り物に酔ったときと似た感覚で苦しくなったんですよね~。吐きたいのに吐けないあの感覚、きついっすね。
休み時間に近くのマツキヨで冷えピタを買っておでこに貼り、若干クールダウンするも、次のセッションは冷えピタでは全然乗り切れないレベルの過酷さでありました。
お前ら何簡単に幸せになってんだよ!という怒りに気づく
次のセッションのテーマも罪悪感が絡んでいたと思うのですが(かなりうろ覚え)、セッションが進むにつれ、私の中でどんどん「ここにいたくない!」という気持ちが大きくなっていきました。
終盤にフォーカスパーソンとロールプレイで「幸せや豊かさの象徴」の役をやった人に、希望者がハグしに行って豊かさのエネルギー?みたいなものを受け取ってたんですよ。
私は苦しくてイスから動けず、早く終わってくれーーー!!って思っていたけど、結構希望者が多くて、なかなかハグタイムが終わらなかったんです。
で、
お前ら~~~!!私を置いていくな~~!!
(鬼滅の刃ラストでラスボスの無惨が炭治郎に「私を置いていくなァァァ!!」って叫んでいたときのようなテンションで)
って心のなかで叫んでいましたよ。あと、
お前ら~~~!!何いい顔してんだよ!!何そんな幸せそうにしてんだよ!!
お前らの抱えている闇はそんなもんか?ちょっとロールプレイセッションをやっただけでガラッと変わっちまうものか!?
と、死にそうな顔をしながらマジ怒りをしていました。
で、結局スタッフ控室を空けてもらって、扉一枚挟んだ向こうからみんなの声を聞いていました。
そのとき、
・あーあ。みんな盛り上がっちゃってつまんないの~何だってんだよったく。(ひねくれ)
・いーなー私も輪に入りたいなー(羨む)
・ちっ、みんなあっさり受け取りやがって…。もっと抵抗したり反発したり暴れたりする奴はいないんか!?会場壊れろ!みんな嫌い!!消えて!!(破壊衝動)
・あそこから離れられて安心した。ここは私一人だから強い刺激を受けなくて済む。誰も私に干渉しない(安堵)
・扉一枚挟んだところからみんなの様子を伺う今の状態が、妙にしっくり来る。
人の輪から分離していたいという私の心理状態が今現実に現れているじゃないか!(分析もどき)
などなど、頭の中のおしゃべりがいつもよりクリアに、よりはっきりと聞こえていました。
そしてふと、
「あ、私は今までこうやって自分の目に映る世界を敵視しながら生きてきたんだなぁ。」と気づきました。
思考ではなく、感覚としてストンと落ちてきました。
昔の辛い経験から「世界は私に悪意を持っていて、傷つけるようなことばっかりしてくるから、全部否定しよう。何も受け取りたくない。」という価値観をずっと持っているな、と。
(もちろん本当に何も受け取らなかったら、まずこの場にはいられませんが…。まぁ感覚的なものとして)
で、自分の中の癒やしが進むにつれ「あれ?世界って別に酷いことばっかじゃなくない?」と分かってきたものの、一度「こんなもんいらんわ!」と否定したものを「やっぱり欲しい!」と言うには、ものすごい抵抗があるのですね。
表面上の言葉では言えるかもしれないけど、心から望むのは難しいというか。
うーん、次回からの受け取り下手ネタのテーマでどう扱うか悩ましいのですが、とりあえず今回の旅で一番の収穫はこれだったな、と。
*
とりあえず勢いでここまでガーッと書いてきたので一旦ここで終わります。
後日追記するかも。
投稿者プロフィール
-
雑多に書いてます。
詳しいプロフィールはこちら